8月〜9月の鳥情報

8、9月に見られる鳥


ヒヨドリ【ヒヨドリ】
Brown-eared Bulbul

全長約27.5cm。灰色の体に茶色の頬が特徴で、甲高い「ヒーヨ」という鳴き声が印象的。身近な野鳥で、果実を好んで食べる。特に春には賑やかな声が響く。


トビ【トビ】
Black Kite

オスは全長約59cm、メスは約69cm。茶色の羽毛を持ち、空を優雅に舞う姿が特徴的。鳴き声は「ピーヒョロロロ」と高く、掃除屋として動物の死骸を食べることで知られる。


ウグイス【鶯】
Japanese Bush Warbler

全長約16cm。春に「ホーホケキョ」と鳴くことで有名。地味な色合いだが、その声は非常に美しい。繁殖期には特に活発に鳴く。


サンショウクイ【山椒鶲】
Black-winged Cuckooshrike

全長約20cm。灰色と黒のコントラストが美しい。群れで活発に飛び回り、「ヒリリリ」と鳴く。昆虫を捕まえるために木の上で待ち伏せすることが多い。


シジュウカラ【四十雀】
Great Tit

黒い頭と喉、黄色い腹が特徴的な、日本でよく見られる小鳥です。「ツツピー、ツツピー」など様々な鳴き声を出します。昆虫や種子などを食べ、巣箱もよく利用します。


ホオジロ【頬白】
Meadow Bunting

オスの頬は白く、喉は黒いのが特徴的な小鳥です。草地や農耕地、低山の灌木林などに生息し、「ギー、チョッ、チョッ」と聞こえる声で鳴きます。主に種子や昆虫を食べます。


イカル【鵤】
Japanese Grosbeak

太く黄色い嘴が特徴的な、やや大きめの鳥です。全体的に灰色の羽色をしています。「キーコーキー」という特徴的な声で鳴きます。主に木の種子や果実を食べます。


コゲラ【小啄木鳥】
Japanese Pygmy Woodpecker

全長約15cmで、日本で最も小さなキツツキ。白黒の模様が特徴で、オスは後頭部に赤い羽がある。森林や公園に生息し、昆虫や果実を食べる。鳴き声は「ギィー」や「キッキキキキ」と聞こえ、木を突く音も特徴的。繁殖期には巣穴を掘り、2〜5個の卵を産む。身近で観察しやすい鳥として人気がある。


【ご注意】

ここに記載した鳥は、たじま高原植物園内に自由にやってくる鳥たちです。そのため、日によって見られない場合がございます。

表に記載の特徴や生息地などの情報は、たじま高原植物園の資料 に加え、一般的な鳥類図鑑や資料も参考に作成しています。