鳥情報

4、5月に見られる鳥


ルリビタキ【瑠璃鶲】
Red-flanked Bluetail

オスは鮮やかな青色が特徴的な美しい小鳥で、「幸せを呼ぶ青い鳥」とも呼ばれます。メスは地味な褐色をしています。動きが素早く、藪の中や地上で昆虫などを探して食べます。


ゴジュウカラ【五十雀】
Eurasian Nuthatch

樹木を逆さまに降りるのが得意な小型の鳥です。太い嘴で木の割れ目から昆虫やクモなどを探し出して食べます。「フィッフィッ」という鼻にかかったような声で鳴きます。


シジュウカラ【四十雀】
Great Tit

黒い頭と喉、黄色い腹が特徴的な、日本でよく見られる小鳥です。「ツツピー、ツツピー」など様々な鳴き声を出します。昆虫や種子などを食べ、巣箱もよく利用します。


キセキレイ【黄鶺鴒】
Grey Wagtail

細身で尾が長く、黄色い腹部が目立つ鳥です。水辺を好み、流れのそばや湿地などで昆虫などを捕食します。尾を上下に振るのが特徴です。「チチン、チチン」と金属的な声で鳴きます。


アオゲラ【青啄木鳥】
Grey-headed Woodpecker

日本に生息するキツツキの仲間で、緑色の背と灰色の頭が特徴です。「キョッ、キョッ」という声や、ドラミングと呼ばれる木を叩く音を響かせます。樹木の昆虫やアリなどを食べます。


ヤマガラ【山雀】
Varied Tit

頭から背にかけて黒く、頬が白いのが特徴の可愛らしい小鳥です。「ツィーツイー」「ピーヨ、ピーヨ」など様々な声で鳴きます。昆虫や種子を好んで食べ、冬には脂肪を貯えます。


メジロ【目白】
Japanese White-eye

全体的に緑がかった小型の鳥で、目の周りの白い輪が特徴です。「チー、チー」と可愛らしい声で鳴き、花の蜜や昆虫などを食べます。早春にはウメの花に集まる姿がよく見られます。


ホオジロ【頬白】
Meadow Bunting

オスの頬は白く、喉は黒いのが特徴的な小鳥です。草地や農耕地、低山の灌木林などに生息し、「ギー、チョッ、チョッ」と聞こえる声で鳴きます。主に種子や昆虫を食べます。


カワラヒワ【河原鶸】
Oriental Greenfinch

全体的に緑がかった黄色で、翼に目立つ黄色い斑があるのが特徴的な小鳥です。平地や低山の明るい林、河原などでよく見られ、「キリコロコロ」という特徴的な声でさえずります。主に植物の種子を食べます。


ツツドリ【筒鳥】
Common Cuckoo

全体的に灰色で、胸に横縞があるのが特徴です。他の鳥の巣に卵を産む托卵という習性があります。「カッコー、カッコー」という特徴的な声で鳴きます。主に昆虫を食べます。


イカル【鵤】
Japanese Grosbeak

太く黄色い嘴が特徴的な、やや大きめの鳥です。全体的に灰色の羽色をしています。「キーコーキー」という特徴的な声で鳴きます。主に木の種子や果実を食べます。


カケス【懸巣】
Eurasian Jay

青、黒、白のコントラストが美しい、やや大きめの鳥です。ギャーギャーという濁った声で鳴きます。雑食性で、ドングリなどを貯食する習性があります。


ハシブトガラス【嘴太烏】
Carrion Crow

全身が黒く、太く丈夫な嘴を持つ大型の鳥です。様々な環境に適応し、雑食性で、鳴き声は「カーカー」とよく通ります。


【ご注意】

ここに記載した鳥は、たじま高原植物園内に自由にやってくる鳥たちです。そのため、日によって見られない場合がございます。

表に記載の特徴や生息地などの情報は、たじま高原植物園の資料 に加え、一般的な鳥類図鑑や資料も参考に作成しています。特に、ルリビタキは4月上旬までに見られる可能性があり、キセキレイは冬の鳥であり、温かくなると見られなくなる可能性があります。